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スポーツの世界でトップを目指す時、一般的には正しい理論やハウツーを学び、
それの通りにやっても結果を出そうとする人が多いです。でも、その通りに
やって本当に結果が出るかと言われると、そんなに甘いものではないですよね。
私も、これまで何かを身につけようとした時は、理論やハウツーを学び、
それを実践し、結果を出そうとしてきたけど、ライバルに差をつけて
トップまでいくのは難しいって感じています。
ボクシングの王者、村田諒太選手も勝つためにスポーツ科学を取り入れて
失敗したそうです。スポーツ科学で理論家した一般的な正しい体の動かし方を
取り入れたけど、実際のボクシングでは、相手にわからないようにパンチを打つから
動きはイレギュラーなものになります。だから、理論的に正しくても、パフォーマンス
アップにつながるとは限らない。
ハウツーとか方法論にばかりこだわっていると、失敗すると思ったそうです。
チャンピオンになれない人は、この失敗で終わってしまいます。
でもチャンピオンになれる人は、これを失敗だと認めた上で次に進みます。
理論的に正しいものではなく、自分にとって正しいものを見つける努力をするんです。
どうすれば上手くなれるのか、どうすれば強くなれるのか?
そんな問いを自分に投げかけ、それに対する答えを自分で作りましょう。