NHK「奇跡のレッスン」テニス編、前回は大坂なおみ選手の元コーチであるサーシャ・バインコーチが登場しました。

https://www4.nhk.or.jp/wonderlesson/x/2020-02-27/11/7524/2549237/

　私と同じように高校の女子テニス部を指導するということで、とても興味がありました。

　私がまず印象に残ったのは、高校生にもトッププロと同じ練習をしたことです。プロだから特別なことをしているわけではなく、基本的なことをしっかりやることが大切だということ。いつも私が指導していることに通じているので、自信になりました。

　また、この放送は教え子の女子テニス部の生徒にも紹介したところ、みんな見た感想を送ってくれました。同じ高校女子テニス部ということで、それぞれが自分に置き換えて見たようです。そして、学年、立場、テニス歴など、一人一人の状況によって感想は様々で、コーチの私としてはとても参考になりました。

　そんな中、多くの生徒が印象に残っているサーシャコーチの言葉としてあげたのは、

　「1秒は誰にとっても1秒」

でした。
　その同じ時間をどう使うか。そしてどれだけの努力を続けられるか。それが後々大きな違いを生みます。
　
　部活動を続けるには、テニスだけでなく勉強、塾、受験、など多くのことと一緒にやる必要があります。だから、時間をどう使うかがとても大切になり、その重要性を改めて実感したようです。

普段から私が生徒に言っていることでも、テレビを通じて世界トップレベルのコーチがいうと、また受け止め方が違ってきます。

またしばらくしたら、今度は生徒と一緒に見て感想をみんなでシェアしたいです。